山陰亭

原文解説口語訳

『後撰和歌集』巻第十九・羇旅歌・1357

道まかりけるついでに、ひぐらしの山をまかり侍て

ひぐらしの山路を暗み小夜さよふけて の末ごとに紅葉照らせる

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口語訳

  道を通った際、日暮しの山を通って詠んだ歌

一日過ごした日暮しの山は、木が生い茂って路が暗いので、夜が更けると
 月の光を受けてこずえごとに紅葉が輝いている

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