山陰亭

原文解説口語訳

『菅家文草』02:130

絶句十首、賀諸進士及第(2)  絶句十首、諸進士しよしんじ及第きふだいを賀す(2)

無厭泥沙之曝鰓  泥沙でいさ えらさらすことをいとふこと
場中出入十三廻  場中ちやうちうに 出入しゆつにふす 十三くわい
不遺白首空帰恨  白首はくしゆ むなしく帰るうらみをのこさず
請見愁眉一旦開  ふ見よ 愁眉しうび 一旦いつたんに開くことを
〈賀和平。〉  〈和平くわへいを賀す。〉

▼ 末尾へ▲ 先頭へ

口語訳

絶句十首、文章生たちの合格を祝う(2)

泥の上でえらを日干しする苦労を嫌うことなく
試験会場に 出入りすること 十三回
(ついに合格し)白髪しらが 頭で とぼとぼ帰るうらみを残さずに済んだ
見てごらん しかめていた眉が(喜びで)たちまち開くのを
〈和平(の合格)を祝う。〉

▼ 末尾へ▲ 先頭へ


トップこのサイトについて3分で読む菅原道真みちざねっと・きっずFAQ読者アンケート
苦しい時の神頼み普通の人のための読書案内漢詩和歌快説講座作品一覧「研究文献目録」補遺

(C)1996-2014 Makiko TANIGUCHI. All rights reserved.
http://michiza.net/jcp/jcpkb130.shtml