山陰亭

原文解説口語訳

『菅家文草』04:308

冬夜、九詠(1) 不睡  冬の夜、九詠(1) ねむらず

不睡騰騰送五更  睡らざること騰々とうとうとして 五更 ごかうを送る
苦思吾宅在東京  はなはだ思ふ いへ東京とうけいることを
竹林花苑今忘却  竹林 花苑くわゑん 今や忘却ばうきやくせん
聞道外孫七月生  聞道きくならく 外孫ぐわいそん七月に生まれたりと

▼ 末尾へ▲ 先頭へ

口語訳

冬の夜、九首(1) まどろむことなく

まどろむことなくぼんやりと 未明を過ごす
ひたすら思う 左京にある我が家のことを
竹林も 花園も 今や(私の事を)忘れ去ってしまっただろう
聞くところでは 今年の七月(嫁いだ娘に)孫が産まれたという話だ

▼ 末尾へ▲ 先頭へ


トップこのサイトについて3分で読む菅原道真みちざねっと・きっずFAQ読者アンケート
苦しい時の神頼み普通の人のための読書案内漢詩和歌快説講座作品一覧「研究文献目録」補遺

(C)1996-2017 Makiko TANIGUCHI. All rights reserved.
http://michiza.net/jcp/jcpkb308.shtml