山陰亭

書聖天満宮(5KB)
書聖天満宮

所在地:京都市下京区南不動堂町
 交通:京都市バス・合同庁舎前バス停下車

東入ル西入ル上ル下ル

東入ル西入ル上ル下ル

(傾向)読み手泣かせの長〜い地名、実はこういう規則性があるのです。
(対策)地図を見る時は通りで絞り、町名に落とし込む。

 JR京都駅の中央口から外に出てバスターミナルを脇目に直進すると、京都タワー(の下の建物)のある通りに出ます。これが塩小路通で、そのまま西へ500mほど進むと歩道橋がありますが、その一つ手前の角を左に折れます。京都式に綴れば「油小路塩小路下ルあぶらのこうじ しおこうじ さがる」。
 京都市って東西と南北の通りの後に町名を併記するので、「○○区△△通××通東ル□□町」なんて長ったらしい住所表記が普通で、後にビルやマンションの名前が続くと、宛名を手書きするのもウンザリするほど超不便。しかし郵便番号から検索すると、「○○区□□町」でポンと出てくるんです。つまりは通りの名前を書かなくても郵便物が届くという事。この事に気がついてからは、もっぱら手抜きで町名表記です。見る時も両端だけチェック。ただ問題があるとすれば、町名区分が細か過ぎて、どこがどこだか全然分からないって事。通り名ですら脈絡も規則性もなくて苦労しますのに……。

隙間に挟まる臥牛(6KB)
隙間に挟まる臥牛

 さて、角を左折すると、道祖神社があります。恐ろしく狭い敷地に祠がひしめき合っている感がありますが、その一番左奥が書聖天満宮です。すぐ手前にそそり立つ階段との隙間には、臥牛まで鎮座しています。そして階段の手すりの周囲で例のごとくアングルを決めるのに悪戦苦闘。正面からはどうやっても無理な模様です。

 右脇には「洛陽二十五社 書聖天満宮」と刻まれた石碑が立っています。ただ私の見たラインナップ(私説京都の旅)では、それらしい名前は見当たらないんですね。対応するものが不明なものがまだいくつかありますが、通りの名前から判断するに、もっと北にあるものばかりのようですし、別バージョンがあるのでしょうか?

 ついでに近くにあるリーガロイヤルホテルで遅がけのランチ。ホテルってお昼ご飯食いっぱぐれる心配をしなくていいので、こういう時ありがたいです。高いけど、うまくやれば早めの夕食になりますし。
 京都駅までシャトルバスが頻繁に出ているというので、「確かに少し距離があるけど、そこまでするほどのものかなぁ」と、興味津々で乗ってみたところ、ついた先は駅南側、近鉄乗り場に近い八条口。プリンセスライン(京都女子大学行の赤いバス)やウエスティン都ホテルのシャトルバス(地下鉄だと乗り換えが絡むので、こちらの方が早いと思います)乗り場と同じですね、ここ。スーツケース持って新幹線に乗る人のために走らせてるんだと思うのですが、普通に在来線乗る向きには、改札までの距離が結構邪魔くさくて裏目に出たかも(笑)。

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