山陰亭

中野天満神社(7KB)
中野天満神社

所在地:香川県高松市番町
 交通:ことでんバス・八本松バス停下車

鉄筋コンクリート3段重ねノーヌードル、ノーライフ

鉄筋コンクリート3段重ね

(傾向)誰もが驚く近代的建造物。
(対策)躊躇するのは、異常か、それとも正常か。

 高松駅から県庁前通りをひたすら南下し、香川県庁と香川県議会を通り過ぎると、天神前交差点に到着します。その西北角にあるのがこの神社。いやー、何と申しますか、設計者の気合いが角に入った建築物ですね。
 鉄筋コンクリートの3段構造になっており、1段目は駐車場(らしい)と書画用品の小売店。2段目がベランダ……ではなくミニ広場と社務所。3段目がお社となっております。

 個人的な見解としては、都市部における土地の有効利用の一環として、ビルの中に神社仏閣を入れてしまっても構わないでしょうし、きちんと法律を遵守して納税の義務を守っていれば、収益事業を行うのも利にかなっていると考えています。ただ、こんなに先鋭的な外観にされると、通行人の視線が気になって、写真撮影が異常に恥ずかしい(笑)。

臥牛(7KB)
臥牛

 臥牛もモダニズム全開です。角の上になぜか1円玉が並べられていますが、近づいてみると、なぜだか不気味。

 看板の説明文、「九州宰府」(歴史用語は「宰府」、現在の地名は「太宰府」)は許容範囲としても、「文博士」やら「治」はないと思います(泣)。制作時に校正入れなかったのでしょう。

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ノーヌードル、ノーライフ

(傾向)讃岐うどん1玉、本当は何グラム?
(対策)やはり綿密な下準備は不可欠です。

 せっかく香川県で1泊したのに、なぜかうどんを食べていませんでした。出発前に宿の手配ができなかったので、初日のお昼は公衆無線LANを使いに岡山駅のマクドナルド。夕食は丸亀の「一鶴」で鶏もも肉と格闘。さすがに全行程麺なし状態を貫くのはわびしかろうと、移動の途中、高松赤十字病院の向かいにある「ばん家」に入ってみました。

 ランチタイムを完全に過ぎていたので、店内はガラガラ。ぶっかけうどんの小サイズを注文し、麺をゆでている間にトッピングを物色し、会計を済ませます。

ばん家のぶっかけうどん(8KB)
ばん家のぶっかけうどん

 小なのにどう見ても並サイズの分量を誇る麺。中とか大とか、一体何グラムの麺を盛っているのでしょうか?
 花かつお・レモン・大根おろしが標準でトッピングしてあるところに、取り放題の天かすと青ねぎの小口切りを追加しています。花かつおも無料でしたが、同じものをこれ以上追加しても意味がない(笑)。
 隣は春菊の天ぷら。束ねた根元はちくわの輪切り(ナイスアイディア!)で留めてあります。

 だしを掛けてズルズルやってみましたが、期待していたクニュクニュ、ムチムチ、ブニブニの食感ではない。クニュクニュ、ムニムニといったところ。微妙なんですが、一気にかみ切れないのは同じでも、素直過ぎて麺をかんだ時の抵抗感が弱いんです。きちんとネットでリサーチしておけば良かったなと反省。
 ただ、天ぷらは非常に良くできていました。分厚い衣が油でギトギトになっているのが許せなくて、既製品の天ぷらは買わない主義なのですが、今回の春菊は時間が経っているにも関わらず、サクサクした食感に保たれていました。調理方法を聞かなかったのですが、ベーキングパウダーあたりを加えているのでしょうか。ぜひスーパーに伝授して頂きたいものです。
 また、天かすも粒が細かく、青のりが混ぜてあり、風味が良いものでした。摂取カロリーの問題は黙殺して、後半に大量に追加投入して食べてしまいました。

 それでも「讃岐うどんってこの程度のものだったっけ?」という思いが頭を離れず、しばらくして大阪梅田の有名店「はがくれ」まで行ったものの、行列までした割には「やっぱり柔らか過ぎる」という印象でした。追加料金で1.5玉にしましたが、それほど多い分量ではなかったです。

はがくれの生醤油うどん(7KB)
はがくれの生醤油うどん

 このまましばらく消化不良のままお預け、となるはずだったのですが、青春18きっぷで滝宮天満宮まで念仏踊りを見に行くこととなり、半年も経たずにリベンジ決定。できれば琴電ではなくJR沿線で、駅から徒歩で行けるところ、でもおいしくないのは論外、という強引な条件設定で抽出した候補は、香川県庁近くの「さか」と「竹清ちくせい」、坂出市の「日の出製麺所」の3店。紙の地図で最初の2軒の所在地を調べると……、中野天満神社のすぐ近所(呆然)。
 道路距離にして竹清が100m(観光通りの斜め向かい)、さか枝でも300m。前回は移動経路と天神社の調査で手一杯になっていたのは事実ですが、こういうところで手を抜いてはいけないなとつくづく思いました。

 高松駅で徳島方面へ向かうディーゼル車に乗り換え、次の栗林公園駅で下車。10分ほど歩いて竹清に到着。平日の午前11時にもかかわらず、店の手前にすでに行列ができています。店頭で中年女性が休む間もなく天ぷらを揚げ続けている姿がガラス越しに見え、真夏に揚げ物を黙々とこなすプロの姿勢に尊敬。
 15分後に入店。竹輪と半熟卵の天ぷらを添えるのがこの店のお約束なので、順番待ちの間に揚げ立ての半熟卵をお皿ごともらい、その他出来合いの天ぷらをバットから選び、最後にまとめて代金を払います。

竹清のかけうどんと天ぷらの盛り合わせ(8KB)
竹清のかけうどんと天ぷらの盛り合わせ

 うどん2玉と天ぷら4種類(卵・竹輪・かぼちゃ・椎茸)で約500円。確かうどんが1玉100円で、天ぷらが1個80円。朝昼兼用なので調子に乗っておかずを選んだら、どんぶりごと渡されたうどんの量を見て、沈黙。前に並んでたカップルの女性が普通に2玉注文していたから少ないとばかり思っていたけれど、全然少なくないじゃない……。
 麺の量が讃岐基準(明らかに1玉の量が多い)だということを完全に忘れていました。

 山盛りの天ぷらと荷物を空いている席に置き、どんぶりだけを持って移動。うどんを網に入れ、ざっと湯通ししてからネギとショウガをトッピング。最後に温かいダシを掛けてようやく準備完了。席に戻ります。半熟卵、待ち時間が長過ぎたのか、自分の手際が悪かったのか、食べ始めた時にはすっかり完熟になっていました。
 麺がモチモチのムニュムニュで、ああ幸せ。やっぱり讃岐うどんはこうでなくっちゃね。
 しかし、いかんせん量が多過ぎた。8割近くまで食べた時点で、本気で残すか迷いました。結局店の人に悪いと思って完食したんですが、さすがに夕食もうどんにする余裕はありませんでした。後の予定がつまっているので、意地で駅まで歩きましたけれども。

 

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