山陰亭

霊光殿天満宮(7KB)
霊光殿天満宮

所在地:京都市上京区新町通今出川
 交通:京都市営地下鉄・今出川駅下車
    京都市バス・上京総合庁舎前バス停下車

点と線

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(傾向)局所集中は土師以来の伝統?
(対策)ピンポイント攻略が便利です。

 京阪電鉄の出町柳駅から北野天満宮へ向けてバスに乗ると上京区役所がありますが、その先で左折して南下すれば、右手(道路西側)にあります。同志社大学からも近いですね。境内はそれほど広くないのですが、京都はそこかしこに天神社があることを改めて感じさせる存在です。最初に行った時は地図を片手に大真面目に探しましたが、その次は北野天満宮から菅原院天満宮を目指して自転車を適当に走らせていたらなぜかたどり着いたので、ただもう苦笑いでした。そう言えば、祇園祭の宵山を見に行った時も、わざと回避したはずの菅大臣神社の前に来ていたこともありましたね。こうなると夜中だろうがお参りです。その時は匂天神社にも行き着き、「違う、山鉾見に来たんだってば!」と訳の分からない喝を入れていました。

 今出川通りをもう少し西に行くと考古資料館があります。入館無料ですので、ついでに立ち寄ってみましょう。人面墨書土器や土師器《はじき》に須恵器《すえき》といった平安時代の出土資料を眺めながらお勉強ができます。そして平安貴族の食器が意外と華麗ではない事実に気付かされます。
 そうそう、菅原氏の祖先は土師《はじ》氏ですが(「漢詩和歌快説講座」博士難の解説を参照)、土師器や古墳の製作技術者を統率して天皇家の葬祭儀礼を司ってきた豪族なんですよ。それゆえに「土師」器と言うのです。菅原天満宮のある奈良市菅原《すがはら》町が垂仁天皇陵の近く、道明寺天満宮が私市《きさいち》古墳群の近く、と土師氏の本拠地は古墳の近くにあります。その昔、「土師真妹《はじのまいも》(桓武天皇の母方の祖母)は4系統ある土師氏のうちの毛受《もず》流」という古代史家の説明が理解できなかったのですが、随分後になって「百舌鳥《もず》」のことだと判明し、ようやく腑に落ちました。大阪府堺市の地名ですが、大仙《だいせん》古墳(仁徳天皇陵)のお膝元なんですよ。飛行機に乗った時、大仙古墳からそのまま東に行けば私市古墳群にもつながる位置関係を上空から発見して、ちょっと感動しましたね。

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