
「おみくじに使われている文言の出典を調べ、その傾向をつかむ」というコンセプトで始まったおみくじ出典詮索計画ですが、北野天満宮に続く第二弾は太宰府天満宮です。
経験則では「道真関係の和歌で、和歌が一緒ならば吉凶も一緒らしい」のですが、仮説の真偽を確かめるべく、今回は吉凶についても情報を収集します。御存知の方は、下のフォームでぜひ情報をお寄せ下さい。
(筆者覚え書き・その1)
残すところ第4番・第23番の最大2本になりました。「大吉・中吉・吉・小吉・末吉の5首5種類だけ」と見てほぼ間違いないでしょう。もっとばらつくかと思っていましたが、有名どころでまとめた感があります。現代はすっかりマイナーな「心だに...」にしても玄人好みですしね。
それにしても、大吉率2割(最低5本)、凶無添加っていいですねー。入試直前に北野で凶を引いた時は血の気も引きましたから、むしろ甘めの設定の方がいいのかも知れません。
(筆者覚え書き・その2)
スタッフから直々に「1本だけ間違ってる」という鋭い指摘が。間違いと正解を発見された方はぜひ御教示下さい。
どうせなら完璧にしたいですものね。実用性は全然ありませんが(笑)。
判明したものについて、文言と出典および吉凶を載せておきます。
- 第1番(大吉)「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春な忘れそ」
『拾遺和歌集』16:1006。最終句が元歌と異なるのは、飛梅伝承との関連による。
- 第2番(吉)「海ならずたたへる水の底までも清き心は月ぞ照らさむ」
『大鏡』時平伝。
- 第3番(末吉)「久方の月の桂も折るばかり家の風をも吹かせてしがな」
『拾遺和歌集』08:0473。
- 第4番(欠番?)
- 第5番(中吉)「このたびは幣もとりあへずたむけ山もみじの錦神のまにまに」
『古今和歌集』09:0420。
- 第6番(末吉)第3番と同一和歌。
- 第7番(吉)第2番と同一和歌。
- 第8番(大吉)第1番と同一和歌。
- 第9番(小吉)「心だにまことの道にかなひなばいのらずとても神や守らむ」
道真仮託和歌の一首。
- 第10番(大吉)第1番と同一和歌。
- 第11番(末吉)第3番と同一和歌。
- 第12番(小吉)第9番と同一和歌。
- 第13番(中吉)第5番と同一和歌。
- 第14番(吉)第2番と同一和歌。
- 第15番(大吉)第1番と同一和歌。
- 第16番(中吉)第5番と同一和歌。
- 第17番(小吉)第9番と同一和歌。
- 第18番(吉)第2番と同一和歌。
- 第19番(中吉)第5番と同一和歌。
- 第20番(小吉)第9番と同一和歌。
- 第21番(末吉)第3番と同一和歌。
- 第22番(小吉)第9番と同一和歌。
- 第24番(吉)第2番と同一和歌。
- 第25番(大吉)第1番と同一和歌。
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