敬奉和左大将軍
扈従太上皇舟行
有感見寄之口号 感
〈押韻〉 〈押韻〉
吟詩恰似奉舟行
不見従流自感情 流れに従ふを見ずとも
無限恩涯知止足 限り
何因渇望水心清 何に
感じ入って寄せられた口すさびの詩に
〈押韻〉
(あなたの)詩を口ずさむと まるで(私も)船旅に随行した気分になります
川の流れに任せるさまを目にしなくても おのずと心が動きます
(帝の)果てなき御恩に (私は)身の程をわきまえております
どうして切望しましょうか 水面の中央は澄んでおりますのに