「行ったけど見つからない」という事態を避けるための、寺社の基本的な探し方について。もちろんこれで万全というわけではありませんが。
- 事前に地図で位置を確認する
定石。地図上になければ住所で探します。観光用地図では歯が立ちません。お勧めは『ニュータイプエアリアマップ』(昭文社)。カバーする地域が広いうえ、冊子形式なので周囲の目を気にせず開けます。特に大阪版や神戸版は「天神社一覧」に挙げた神社をほぼ網羅しています。
- 歩きながら目印を探す
駅構内の地図には意外と載っていたりします。次に探すのは看板・地名表示板・鳥居・石灯籠・こま犬・横断幕・堤灯・しめなわなど。地名表示板については、住所のメモと地図があれば大変役に立ちます。
ただし、これらの物から本殿までかなり距離がある場合も少なくありません。「ここにある」のではなく、あくまでも「近くにある」という意味なのです。
- それらしい人の後ろについて行く
人呼んで金魚のフン方式。お祭りなど人出の多い時にしか使えませんが、結構有効な手段です。
親子連れやお年寄りなど、いかにもお参りに行くという感じの人を見つけましょう。カメラや地図を片手に1人で歩いている人も要チェック。
これでダメなら地元の人に聞きましょう。ウロウロしているうちに案外見つかるものですが……。
http://michiza.net/jtp/jtpseek.shtml