水火天満宮
所在地:京都市上京区堀川通寺ノ内上ル二丁目扇町
交通:京都市バス・天神公園前バス停下車
(傾向)この磐座、何度見ても耐性つきません。
(対策)正面でチェック終了。
京都駅から9系統に乗車。四条河原町からなら12系統です。堀川通の東側、南行きのバス停のすぐ隣にあります。
没後4ケ月経った夏の日の夜、延暦寺座主であった法性坊尊意の元を道真(の怨霊)が訪れ、出動要請を拒むよう依頼したのに、結局断られて激怒したのが柘榴天神の話の骨子ですが(能楽「菅丞相」)、度重なる宮中からの要請に、尊意はついに都へ向かいました。ところが、鴨川は氾濫し、到底渡れそうにもありません。そこで尊意が祈祷を始めると、水面が左右に割れ、その間から道真が姿を見せ、そのまま消え去りました。
尊意が道真の足元にあった石を運び、供養したのがこの神社の始まりとされます。
登天石
その石が登天石。おそらく磐座の一種でしょうが、いびつで後ろにそりかえったような形をした奇妙な石で、側面から見ると気持ち悪くすらなります。
絵馬のイラストは、道真が土下座する子供の後頭部を左手でなでる、個性的なもの。「おー、よしよし」って感じでしょうか。
http://michiza.net/jtp/jtpsuik.shtml