阪急京都線と阪急千里線の結節点、淡路駅。ただの乗換駅だと思いきや、まさかこの場で取り上げることになろうとは。
大阪市東淀川区淡路。ここが「淡路」と呼ばれるのは、淀川を下る船の中で眠っていた道真が、寝起きに「ここは淡路島か?」と
前日宿泊した山崎もそんなに遠くない距離ですし、菅原天満宮や松山神社も近い(すべて東淀川区内)ので、うたた寝している暇なんてないんですけどね。
ひと駅梅田寄りの
道真が上陸した地と伝えられており、昔は淡路天満宮がありましたが、現在はすぐ近くの中島惣社に合祀されています。
境内には存在感のありすぎる重量級の石碑があり、表面には旧字体で「天満宮社旧趾」と彫られていました。裏面に説明とおぼしき文章がありましたが、すっかり磨耗して到底読める状態ではありませんでした。