所在地:兵庫県姫路市大塩町
交通:山陽電鉄本線・大塩駅下車
(傾向)斜めから撮影したのには理由があります。
(対策)土足で床の上を歩くことに違和感を覚えるのは当然の反応。
大塩駅は特急停車駅。改札とホームの間に踏切があります。改札を出たらまた踏切を渡り、南下すれば右側が境内。
最近駅の北側から移転しただけに、真新しい社殿です。ところが、さっそく正面に廻り込んだところで問題発生。神社は拝殿の前に賽銭箱と石畳があるのが普通ですが、ここの建物、拝殿の前半分が床を貼った舞台になっており、上がらないことには参拝できないのです。いくら土足で構わないと言われても、靴は脱ぐものと思い込んでいる以上、真新しい木の床を汚すのは躊躇してしまいました。拝殿の中も広くてきれいですよ。
さて曽根天満宮で松を植えた道真ですが、その後、
大己貴神は出雲の大国主命のことですが、本殿のつくりがどこか出雲大社の空中神殿を連想させるのは、単なる偶然でしょう。電車から見えるほど高い建物です。
いかにも温厚そうな感じの宮司さんに朱印をお願いすると、「下手な字ですが」と謙遜した後、「(朱印料は)結構です」とおっしゃったので、かなり戸惑いました。価格を決めていないから「お気持ち程度で」と言われたことはありますが、本当に気持ちだけでいいと言われたのは初めてです。個人的には好きなんですけどね、このスタンス。
ふと絵馬掛けを見ると、視線の先には黒い毛むくじゃらの絵が。実はこれ、10月14・15日の秋祭に登場する毛獅子なのですが、こういう独自色の強いものを見せられると、つい嬉しくなってしまうのでした。
15日には一ツ物神事も行われ、正月には護摩まで焚くようです。