所在地:岐阜市千手堂北町
交通:岐阜バス・徹明通6バス停下車
(傾向)目印さえあれば、あとは問題なし。
(対策)飲食店情報も押さえておけば、なお宜し?
バス停から1ブロック東に戻り、市橋愛犬病院の角を南下すると、簡単に見つかります。西隣は公園というよくあるパターンです。
もともと千手観音堂があったところに、13世紀前半になって神宮寺として北野天満宮を勧請したとのこと。
道路の東側に、全然飲食店らしくない外観をした持ち帰り専門(らしい)餃子屋がありましたが、地元では有名な店なんでしょうか? もしそうなら、買って帰らなかったのが悔やまれます。
(傾向)このスタイルが全国に普及すれば、とつくづく思う。
(対策)情報を集めて、積極的に利用しましょう。
行動の自由を念頭に、地方都市に行く時はまずレンタサイクルの有無を確認します。観光協会か自転車屋さんで提供していることがほとんどですが、厄介なのがその料金。2時間300円・4時間500円などの短時間利用制度があれば困りませんが、1日1000円なんて言われると、そんなに長時間乗り回す訳でもないし、バスに乗った方が早いという結論にもなります。京都市はその典型例で、出町柳駅前に1日300円という採算度外視の店舗が1軒ありますが、極めて特異な存在です。
そんな中、1日100円の破格値で提供しているのが高松市と岐阜市。高松は別の機会に書くとして、今回は岐阜市のレンタサイクル事情についてです。
駅の南口と岐阜公園のそばにレンタサイクルの貸出場所があります。プレハブの受付で利用申込書に記入し、身分証明書・100円玉1枚と共に提出。何度も利用する場合には会員証を作りますが、1回きりなので会員証なしのビジター扱い。その後隣接する自転車置場で好きな自転車を選び、受付で車両番号を告げると、対応する鍵が受け取れます。利用後は自転車を元の位置に戻し、鍵を受付に返却するだけ。パンクなどの故障時は、前カゴのプレートを見て最寄の自転車屋へ連絡せよとのこと。
保管期限の過ぎた放置自転車を適宜修理し、鍵を取り替えてレンタサイクルに転用しています。ですので提供車種は千差万別。前後のタイヤに広告を入れたホイールカバーを付けてはいますが、経費はほとんど持ち出しでしょう。しかしこの値段だと、1〜2時間の滞在でも気軽に観光地までチョイ乗りできるので、すこぶる使い勝手が良いと思います。
よそから来た人にどれだけ観光してもらいたいかという行政の意識を示す、1つのバロメーターかもしれないですね。