所在地:東京都国立市
交通:JR南武線・谷保駅下車
(傾向)で、道武って誰?
(対策)きちんとした歴史史料に傍証がないとツライ。
駅の南口を出て、立川方面へ線路沿いの細い道を直進します。すると太い道に出るので、左折して100mほどで入口に到着します。前を走るのは甲州街道。9月25日の例大祭で舞われる獅子舞が有名で、宝物には世尊寺
鳥居を抜け、雑木林を左右に従えた坂道と階段を下りると、広場に出ます。右横で早速牛がお出迎え。ここで右折します。参道を挟んで建つ2基の石灯ろうには、「耀如」「晴雪」と、「月夜に梅花を見る」から取った文字を刻んでいます。いっそ対句で「晴雪」と「照星」にしてもいいかも知れませんね。その奥にはさらに牛2頭。そして本殿。境内は広いです。
朱印もお見事なので、興味のある方はどうぞ。朱印って実はハンコ以上に筆跡がものを言うのですが、ここは勢いの感じられる字ですので、書いてもらって損はしないですよ。
近くに流された道真の三男道武が、父親の像を作って祭ったのが始まりだとされますが、この道武という息子、『
地方官として赴任した子孫が創建したのなら話がすっきりするのになぁ、と独りごちるのでした。