所在地:島根県松江市天神町
交通:JR山陰本線・松江駅下車
(傾向)それで一回見ればそれで充分、になる訳か。
(対策)サービス業は商品以上に対応が大事。
以前から興味はあったものの、松江と振られて「小泉八雲」「
朝6時前に松江駅前に放り出され、いささか時間を持て余す。とりあえず西の方へ線路に沿ってダラダラと歩く。つまりとにかく歩いていたら天満宮に着くのですね。とりあえず撮影でもするか……などと寝ぼけた頭で考えていると、社殿内部から突然響く大音響。目も覚めますがな。エライ朝早くからドラムの練習してるのね〜、と本気で思ったんですが、正しくは朝のお勤めでございました。
恒例の臥牛です。筋骨隆々のリアリズム追求型なので、真横から見るとちょっと怖いです。へたり込んでやる気まるでなしって感じは全然受けません。ちょっと刺激すれば、のそっと起き上がりそう。
忘れずにチェックしておきたいのが、境内にある「おかげ天神」という石像。社殿内部には道真さんを描いた額が何枚か掛けてありますが、この石像と同じ構図の額もあります。それをわざわざ立体化したのは、白い布を濡らしてピカピカに磨いてお祈りして下さいね〜。とのココロ。
この人形、
11歳で初めて漢詩を詠んだことは道真さん御本人が「月夜に梅花を見る」の自注で断っているので本当のことなんですけれど、5歳で和歌を詠んだかとなると疑問含み。早熟っぷりを示すと喧伝される逸話でありながら、天神縁起にも出てこないし。
今、神道大系の北野が手元にないので、江戸時代の一例として尾崎雅嘉(1755〜1827)の『百人一首
最後に愚痴を一つ。「宮司さんに名刺出したら返された〜〜〜!」 荏柄天神社以来久々の仕打ちにヘコむ。不審がるのは分かりますが、せめて後で黙ってゴミ箱行きにして欲しい。悔しいのであえて書きました。市民の皆様には申し訳ありませんが、次回島根県に行く時は県庁所在地を素通りすると思います。